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血漿分離メンブレン

血漿分離メンブレン

血漿分離メンブレンを選択するときに何を考えるべきか?

遠心操作の使用なくして全血から高品質の血漿を得ることは、正確性と同じように迅速性や簡便性を要求するエンドユーザーに向けたポイントオブケア(POC)診断機器の開発を追及するためには重要です。

多くのアッセイでは、全血の固有の変動を受け入れることができず、信頼できる血漿の分離工程を必要とします。適切な分離メンブレンを使用すると、遠心分離を利用した場合と同等の品質の血漿を効率的に生成でき、マイクロ流体およびラテラルフローフォーマットのPOCデバイスなどの診断アプリケーションの最適化をサポートできます。

アプリケーションの感度と再現性のニーズを満たすことを目的として血漿分離膜を選択するときは、次の要素を踏まえてご検討ください。

 

  • 血液サンプル量 – 血漿分離を行う材料すべてが同じ量の全血を受け入れられるわけではありません。最適な分離を行うには、用途に適したグレードのメンブレンを選択してください。
 
  • 血漿の量 – 水平方向にてメンブレンを通過して生成される血漿の量は、メンブレンを構成するポリマーの種類によって異なります。血漿の分離に最も一般的に使用される2つのメンブレン材料は、非対称ポリスルホンとグラスファイバーです。グラスファイバー材料は通常、他の材料よりも血液1マイクロリットルあたりの血漿の生成量が少なくなります。
 
  • 溶血 – 血漿分離に用いるメンブレンの一部ではろ過中に赤血球を破裂させ、分析に影響を与える可能性があります。血漿分離メンブレンの選択に近づくにつれて、処理できる溶血の量を理解することが重要です。過度の圧縮によってグラスファイバーの亀裂を引き起こし、サンプルの溶血の可能性を高めてしまうため、グラスファイバーはデバイスに加工することが難しくなっています。
 
  • 分離に要する時間 – 御社のアッセイに時間上の制約がある場合、血漿を分離する速さを理解する必要があります
 
  • 非特異的な吸着 – グラスファイバーは血液分離アプリケーションで一般的に使用されていますが性能上の制限があります。グラスファイバーが脂質(例えば、コレステロール)などの標的分析物に結合してしまうことは良く知られた事実的です。血液分離材料の結合特性を評価して、目的のバイオマーカーがフィルターマトリックスによって結合されないようにし、それによってアッセイの感度を潜在的に低下させることが不可欠です。

 

全血から1ステップでの血漿分離 - Vivid™ 血漿分離メンブレン

 

ポールの特許取得したVivid 血漿分離メンブレンは全血から迅速かつ効果的に血漿を分離する堅牢な材料です。このメンブレンは理論上2分未満の時間で80%以上の回収率とともに高い品質の血漿の回収を可能とします。御社のアッセイにおける血液サンプル量のご要求仕様に応じられるよう、幾つかのグレードがあります。 

 

  • 信頼できる性能 - Vivid血漿分離メンブレンの高い非対称構造によって、血液の細胞成分(赤血球、白血球、血小板)をメンブレンの上流側にある大きな孔径にて捕捉します。この時、溶血することはありません。また、血漿がメンブレンの下流側にある小さな孔径を通って流れていくことを可能とします。この迅速な分離プロセスにより2分間未満で、伝統的な手法である遠心分離で得た血漿と同等のHPLCやSDS-PAGE分析結果を生成します。
  • 溶血の発生を低減 -  グラスファイバーメディアで生成した血漿よりも溶血は著しく低い水準に抑えます 
Vivid™ Plasma Separation Membrane

Vivid™ 血漿分離メンブレン

 

 

 

 

  • 血漿の高い回収率 - 比較対照となるグラスファイバーでは30-50%程度の回収率にとどまる結果に対して、Vivid PSメンブレンは理論上80%以上の血漿回収率を得ることができます。様々な血液サンプル量からの血漿回収率はVivid PSメンブレンに滴下した血液量に依存しないことが右のグラフ1にて示されています。

 

  • サンプル量の低減 - Vivid PSメンブレンは高い血漿生成能があると同時に必要とされる全血の量の低減をもたらします。POCとPOUという体外診断アプリケーションにおいて、全血の量が最小限に抑えることができるということは患者や動物から必要とされる血液量の低減につながることで有益と言えます。
graph 1
 
 
 
 
  • 分析物の吸着を低減 - Vivid PSメンブレンのプロセスを経た全血は心筋マーカーのトロポニンIにおける2次元SDS-PAGEによるタンパク質の分析結果において、遠心分離で得た血漿の場合と同等であることが示されています。このデータでは臨床バイオマーカーのタンパク質濃度はメンブレンを通過した後においても減少しないことを示しています。これらのことによりVivid血漿分離メンブレンは体外診断アプリケーションに最適な材料となっています(グラフ2)。全ての血漿サンプルは抗凝固剤EDTAを含有する同一の新鮮な血液にトロポニンI 1 ng/mLを加えています。それぞれのサンプルのタンパク濃度は3回測定しました。
graph 2
 
 
  • 部材の統一化 - ポイントオブケア(POC)やポイントオブユース(POU)といった、ラテラルフローのテストストリップやマイクロ流路などの体外診断プラットフォームにご利用いただけます

 

Vivid 血漿分離メンブレンはご用途に合わせて以下の3つのグレードがご利用いただけます。

 
グレード
説明
GF マイクロ流路でのフィンガースティックやラテラルフローフォーマットのPOC検査キットといった少量の血液を用いるアプリケーション。処理を施していないため、他のグレードよりも溶血レベルが高くなる可能性があります。
GX マイクロ流路でのフィンガースティックやラテラルフローフォーマットのPOC検査キットといった少量の血液を用いるアプリケーション。電気化学検出法にも適用が可能です。前処理によって溶血を最小限に抑制します。
GR ラテラルフローによるイムノクロマト検査キットといった多量の血液を用いるアプリケーション向け。前処理されていることにより、多量の血液においても溶血を低減することができます。

 

 

vivid plasma separation specifications table

 

 

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Vivid™ 血漿分離メンブレン

最適化された全血からの血漿分離
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